工事が必要な理由

#そのままにしておいたらいつかいなくなるんじゃない?

  • シロアリはいつどこから侵入するか分からず、目にはつかないところで活動しています。そのため被害の進行に気が付かないことがほとんどです。また、私たち人間の住まいは年間を通して暖かく、外敵も少ない事からシロアリ達にとってとても生活しやすい環境でもあります。事前に予防処置をとっておくことでシロアリの侵入を防ぎ、家屋を維持することができますが、シロアリに入られてしまった場合、放置しておくと被害は進行し続けるだけで、床の張替えや、タタミの新調、などリフォームを余儀なくされるケースも多々あります。シロアリかも?と疑われる兆候があれば、これ以上、家屋へのダメージを抑えるためにも、早急に、的確に、確実に駆除を行う必要があります。シロアリは巣を絶たなければまた別の場所を食い荒らして再び発生します。床下、壁の中、天井裏などに潜み、目には見えないところで被害が広がる恐れがあります。私たちは、シロアリ防除を通して大切な住まいの安心、快適な暮らしを守るお手伝いができると考えております。

このような被害が進行しています

床を支える大引きと呼ばれる木材がボロボロになっています。歩くと床がフカフカするのはこういった被害によるものです。

束柱と呼ばれるこちらも床を支える木材で大量のシロアリが出てきています。ひどい食害に遭っています。

天井の被害食い荒らされてもはや役割を果たしていない状態です。

工事について

【床下の薬剤処理】 最も被害に遭いやすく目の届かない床下だからこそ、丁寧に防除していきます。

【家屋の薬剤処理】家の中の壁などにくまなく薬剤を注入処理していきます。

【家屋の薬剤処理2】戸棚の中、押入れの中などにも薬剤を注入処理していきます。開かずの間の押入れなどは特に要注意です。

【天井の薬剤処理】シロアリは地中→地上→家屋→天井の順番で上ってきます。天井まで進行すると被害大です。

【外周の薬剤処理】建物周りにも薬剤を散布して侵入を抑えるようにします。

工事に使用される薬剤について

当社は、日本しろあり対策協会に認定された上質の薬剤を使用しております。

「昔のシロアリ工事は臭いがきつくて大変だったよ~」とのお話をよく聞きます。それは何故なのか?「有機塩素系薬剤」というものが主流でその効果は半永久的と絶大でした。しかしこの薬剤、臭いがとてもすごく工事の時はお家の方に出てもらわなければいかないほどの激臭!その後この薬剤は分解されにくい事による土壌汚染などが分かり、今から約35年ほど前に「第1種特定化学物質」に指定され、防蟻剤として使用されなくなりました。現在では衛生害虫防除薬剤は「薬事法」より規制されています。私どもの使用する薬剤の㈳日本しろあり対策協会の認定を受けた、安心・安全・環境にも優しく、高い防蟻効果を発揮する優れた薬剤を使用しております。この薬剤の有効期間は5年となっています。家屋の点検もかねて5年ごとに予防処理を行うことで、長く、安心快適な住まいを維持するメンテナンスが可能となります。

数ある薬剤の中から認められた薬剤にのみ発行される認定書。高い防蟻効果を発揮し、小さなお子様からペットまでご家族様全員にとって安心・安全。その信頼度からこれまで使い続けております。もちろん臭いもほとんど気にならない程度です。

定期的に薬剤についての勉強会などに参加しています。日々変わりゆく住宅環境の変化に合わせて学ぶことで高い防蟻施工のスキルを維持しお客様様への安心安全へとつながります。また新しい学びはシロアリ防除施工士にとって財産となります。

同じようなシロアリの薬剤にもいくつか種類があります。それぞれの薬剤の効果を実験した動画です。私どもが使用しているのは主に「MC剤」。さてその効果に違いは?実際にご覧頂き、お確かめください。